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旧日本軍の慰安婦問題と朴裕河(パクユハ)教授 [日韓問題]

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旧日本軍の慰安婦問題が韓国と政治上大きな障害となっていますが、日本の
ニュースでも取り上げられました、韓国の朴裕河(パクユハ)・世宗大教授(女)
が長い間、旧慰安婦を巡り直接対面調査をして、その真相に取組みその内容を、
著書「帝国の慰安婦」(韓国版)で出版しましたが、ソウル東部地方検察庁は
18日、朴教授を、元慰安婦に対する名誉毀損(きそん)の罪で、在宅起訴と
ました。

これについて、朴教授に、韓国の検察や韓国社会の反応について、記者に、
次のように語ったと言います。

 記者―検察からどのような調査を受けたのですか。
昨年12月から今年2月にかけて、韓国の検察や警察からの計5回の取り調べ
を受け、元慰安婦らが告訴で指摘した53カ所の著書の記述について説明を求め
られ、最初の2回の後、その担当官が上司に「嫌疑なし」と報告しましたが、
現場の意向が尊重されず、何らかの圧力がかかったのかと思われる、その後、
更に捜査を受けた。
 
そして今年4月、検事から「前後の文脈はわかるが、法的には問題があるから
起訴する」と通告してきました。
抗議すると「では調停にしよう」と言われ、検事は、新たに出した削除版の絶版と、
日本版の修正などを求められたため、それに応じることはできず、調停は不成立と
なりました。

検事は、「おばあさんを売春婦にしたいのか!」と質問し、元慰安婦を(傷つ
けるような)テーマにした漫画のコピーを机にたたきつけ、「これを知らない
のか」と怒鳴ったりもしました。

この様な行動背景には、検事側の考え方の根底には、売春に対する差別意識や「
売春婦は傷ついた人ではない」という意識があるためですが、私は、「元慰安婦を
傷つけるために著書を書いたわけではない」と主張いました。

記者―検察の主張をどう受け止めますか。の記者の質問には、

 検察は、女史が、虚偽の事実で元慰安婦の人格や名誉を大きく侵害し、学問の
自由を逸脱しており、学者としての解釈の問題に踏み込んでいると主張しています。

しかし女史は、私はすべて史料に基づいて解釈しており、誰かを特定しているわけ
でもなく、むしろ慰安婦の過酷な状況を強調したつもりであり、検事の「売春婦に
苦痛などない」とする考え方がこうした事態を招いていると思う。と。

そして検察の主張通りなら、全ての学者は既存の考え方を踏襲しなければならず、
政府を代弁しなければいけないことになる。しかも出版後、韓国政府も20年前は
私と近い理解をしていたことを知りましたし、私は日本の立場を代弁しているわけ
でもない。

 記者―韓国内で著書に反発する声も出ていますが。

元慰安婦を支持する団体や男性学者には「守るべき対象は純潔でなければならない」
という意識があり、元慰安婦は民族の象徴で、そのイメージを変えてはいけないと
いう考えを無意識に持っている。
私の著書のなかで、元慰安婦を「売春婦」と呼ぶ人々を批判したつもりだ。

「自発的売春婦だった」と主張する一部の日本人の話を指摘し否定した。
「管理売春」「公娼(こうしょう)」という言葉は使ったが、そのような指摘をし
ている学者は他にもいる。私の著書を読んで、元慰安婦らを「売春婦だ」と批判す
る人はいないはずだ。

「元慰安婦と日本軍が同志的な関係にあった」と書いたのは、当時の全体的な
枠組みを説明したもので、元慰安婦のなかには、貧しく、似た境遇にの環境で育った
日本軍兵士と良好な関係になった人もいた。すべて証言集に出てくることだ。

 著書を、「例外ばかりを書いて物語を作った」と批判する人がいるが、私は異なる
史料と異なる解釈で過酷な状況を強調したつもりだ。その批判は、読み方が偏って
いると言わざるを得ない。

 記者―反発の声が出る背景は何でしょうか。

問題は、歴史をどう描くか、歴史にどう向き合うのかということで、こうした根本的
な問題に向き合うべき時代になったと言える。
韓国では戦後から冷戦が終わるまでの約50年間、反共が最重要な考え方で、その間、
戦後日本の姿は、韓国の人々に伝わっていなかった。

 記者―今後、どのような執筆活動をしていきますか。

女史は、これから二つのことをやりたい。
第1は、以前からの宿題だった、著書を拒否して批判する人々の考え方の検証すること。
第2に終戦直後、朝鮮半島から日本に引き揚げた人々の問題を扱いたい。
これは、日本人と朝鮮人の関係を問い直す機会になるはずだ。

歴史の解釈を、戦争を経験していない人々が、観念的に解釈し、自己存在の証明に使う
傾向がある。そうした傾向から抜け出し、真の当事者主義で歴史を見る必要がある。

そして女史は、大学には職員が起訴された場合には、職務解除の学則があり、これから
どうなるのかはわからない。
不名誉であることは事実だ。一方で、徐々に私の考えを理解してくれる人々が増えて
いるのをせめてもの幸いと考えている。

(ソウル=牧野愛博)より。
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